
コンセントやスイッチを入れるだけで使える「電気」
私たちが何気なくつかっているその「電気」は電力会社が作って、電線を通って私達の家に届けられています。
現状、便利に生活を送るためにかかせない「電気」を利用するためには、費用と設備が不可欠なのです。
しかし、この「電気」というエネルギーには様々な問題があります。
それを解決するのが蓄電池です。
蓄電池は、以前は車などに使われる重くて大きな鉛の蓄電池でしたが、近年の技術の発達により、
リチウムを使った小さくて大容量充放電を繰り返しても劣化しにくいリチウム蓄電池が主流となりました。
2019年、日本人の吉野彰さんが
リチウム蓄電池の発明で
ノーベル賞受賞
電気を買わない選択をすると
FIT買取終了の後
- 今まで余剰電力として売電していた価格は大幅にDOWN!!
- ¥48/kWh
- ¥8/kWh
- 1年間の収入の推移
- 5,000kWh×0.7×¥48=
¥168,000 - 5000kWh×0.7×¥8=
¥28,000
一般的な太陽光発電設備
4.5kWシステムで年間約5,000/kWhの発電量があり、
そのうち自家消費されるのが3割程度、
7割くらいは余剰電力として
売電されています。
年間で14万円も
収入が減ってしまいます
電気代
- 一生払い続ける電気代
- 毎月支払い続ける電気代。
一般家庭で年間15万以上、10年で180万円にもなります。太陽光と蓄電池を備えることで実質、電気代がかからない夢のような生活が手に入ります。
月の電気代(円) | ||||
---|---|---|---|---|
10,000 | 15,000 | 20,000 | ||
支払年数 | 10年 | 1,200,000 | 1,800,000 | 2,400,000 |
20年 | 2,400,000 | 3,600,000 | 4,800,000 | |
30年 | 420万円 | 630万円 | 840万円 |

- 上がり続ける電気代
- 電気代は毎年5%程度値上がりを続けています。
蓄電システムは単に貯めた電気を使うだけでなく将来にかけて上がり続ける電気代の対抗措置としても有効です。電気代が14,000円/月かかっていたところ、太陽光発電と蓄電池を導入することで、10,000円/月の節約になります。3年後は144,000円/年の節約になります。
災害時の備えとして
温暖化の影響による、ここ近年の異常気象は日本全国安全と言われる場所は見つけることができません。いざという時に水やガスはもちろんのこと、特に電気がなければ情報すら得ることができません。停電時の電気はお金で買うことはできません。
停電戸数 | |
---|---|
2018年9月台風21号(関西電力関内) | 219万戸 |
2019年9月台風15号(千葉エリア) | 64万戸 |
太陽光発電設備がある事で
日中は電気を使う事ができますが
曇りや雨、夜間には電気を使うことはできません。
冷蔵庫50〜100w テレビ100〜150w 照明50〜100w 携帯電話充電5w
環境問題対策
- エネルギー分野の
地球温暖化への影響 - 地球温暖化を引き起こす原因となる温室効果ガス。
日本では約95%を二酸化炭素が占めています。その二酸化炭素の排出源となっているのが、主に発電分野と産業分野で、排出割合で見ると7割になります。
エネルギーを生み出すにあたり、化石燃料を使わないことが二酸化炭素の削減対策となるため、太陽光や風力など二酸化炭素を排出することなく発電できる『再生可能エネルギー』を導入していくことが重要ということです。
世界の国々が力を合わせ、
環境破壊の危機に立ち向かう!
持続可能な開発目標(SDGs)とは、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標です。
持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず、先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり、日本としても積極的に取り組んでいます。
2019年9月23日、ニューヨークで国連気候行動サミットでスウェーデン人の環境活動家グレタ・トゥーンべり(16)さんが怒りのスピーチ。
太陽光発電と
蓄電池で行えるSDGs
私たちが使っている電気のほとんどは化石燃料を使って作られています。
温暖化ガスを排出しないエネルギーを選択しましょう。気候変動による大災害はどこで起こるかわかりません。
生活だけでなく命を守るのは自分自身です。すでに気候変動への対策は待ったなしの状況です。
自分たちに何ができるかを考えてみましょう。
レジ袋一枚で40gの温暖化ガスを削減できます。
よくあるご質問
- Q1:蓄電池(リチウムイオン電池)の寿命はどれくらいでしょうか?
- リチウムイオン電池の寿命はサイクル回数で4,000回、使用期間に換算すれば10年という目安が一般的ですが、販売メーカーによってサイクル回数による寿命目安は違っていることから、実際のところは使用期間10年から15年といったところが実情です。
携帯電話やPCの電池と同様、その使い方や環境(温度や湿度)によって寿命は大きくかわってきますので、きちんとしたメーカーの保証が得られるものを購入しましょう。 - Q2:設置場所は選べますか?
- 電池の種類は大きく分けて「室内設置用」と「室外設置用」にわかれています。
また、容量によってその大きさも違いますのでまずは設置場所を決めることが大切です。設置場所については、それぞれのメーカーが決めているレギュレーションがありますので決められた場所に設置する必要があります。 設置場所を間違えると場合によってはメーカー保証を受けられない場合もありますのでご注意ください。 - Q3:どれくらいの容量が必要でしょうか?
- 現在家庭用に用意されている蓄電池の容量は2kW程度から12kWくらいまで様々な大きさ(容量)の蓄電池が用意されています。
もちろん大きい方がより電気として使える量も大きく用途も広がりますが、容量が大きくなるほど当然、その価格も高くなります。
一般のご家庭で1日に使用している電力量は5kW〜10kW程度ですので12kWの蓄電池容量があれば、停電になったとしても、丸1日は蓄電池の電気で生活できることとなります。 実際の災害時や非常時にあっては通常と同様の生活をすることはないと思われますので、それぞれのご自宅が非常時に必要な容量を考えた上で、蓄電池容量を選択することをおすすめします