完全ソーラーパワー稼働の初空港、トラブルなく注目の的に…

151127kochin

インドは世界に先駆けて、今夏に完全にソーラーパワーのみで稼働する空港をオープン。

4万6000枚ものソーラーパネルを敷き詰め、12メガワット(MW)の発電量にて、クリーンな太陽光発電のみでまかなわれているのは、インド南部のケララ州にあるコーチン国際空港。インフラとしての信頼性は問題ないの?と、思わず心配になりそうですけど、安定稼働と先進性ゆえに、いま世界から大注目を集めているんです。

2年前に400枚のソーラーパネルを空港施設の屋上へ設置し、試験的にソーラーパワーでの稼働をテストしていました。そのプロジェクトの結果が良好であったことを受け、950万ドルをかけてメガソーラーを整備し、晴れて今年8月より稼働しています。

あまり日本では知名度が高くない空港ですが、インド国内では7番目の規模となり、毎週1,000便を超えるフライトをさばく、れっきとした国際空港です。このスケールの空港が、世界で初めて完全ソーラーパワーに切り替えたということで、大きな話題になったようです。