京セラ、米ハワイで「第3者所有モデル」による太陽光を設置

kyocera-HTIC-284kW

米Kyocera Solar社は27日、米ハワイ州カポレイ(Kapolei)のハワイ東海インターナショナルカレッジ(Hawaii Tokai International College=HTIC)で284kWの太陽光発電システムが竣工したと発表した

同システムはHTICにおける電力需要の50%以上を供給可能と見込まれる。このプロジェクトでは、Kyocera Solar社が自社で提供する電力購入契約(PPA)プログラムを活用しており、HTIC側が負担する初期費用はゼロという。PPAの期間は20年間である。

太陽光パネルには、京セラ製、パワーコンディショナー(PCS)には、独SMAソーラーテクノロジー製を採用した。年間400MWhの発電量を見込む。この量はガソリン換算で約11万7000リットルに相当し、米環境保護庁(EPA)の定める基準では304tの温室効果ガス排出量を削減できる。

日経テクノロジー