プラント建設大手の日揮(横浜市)は14日、大分市の臨海工業地帯に建設した大規模太陽光発電所(メガソーラー)の完成式典を開いた。同社によると、出力は2万6500キロワットで、稼働中のメガソーラーでは日本最大という。
川名浩一社長は「最先端の技術力を結集した。メガソーラー分野でも大分から世界へ飛躍していきたい」と意欲を示した。広瀬勝貞大分県知事ら約90人が参加。
昨年9月に日産自動車から借りた35万平方メートルの敷地で着工。ことし4月末に完成し、5月1日から九州電力への売電を始めた。投資額は約80億円で、年間発電量は一般家庭約9千世帯分に相当する。