メガソーラー、市民出資募る 秋田の発電事業会社

発電事業のエナジー・イノベーション(秋田市)は、秋田市内でメガソーラー(大規模太陽光発電所)事業を始める。出力は1646キロワットで、11月の稼働を目指す。建設費用4億5000万円のうち、上限6000万円までを市民出資枠として、このほど出資の募集を始めた。

発電施設は地権者12人から計4.1ヘクタールの遊休地を20年間賃借し、太陽光パネル約6700枚を設置する。再生可能エネルギーの買い取り制度を使って売電する。20年間の売上高は12億円を見込んでいる。

市民からの出資は、1口10万、30万、100万円の3種類。配当は現金や特産物で行う。出資の募集は環境ベンチャーのスマートエナジー(東京・千代田)が取り扱う。