太陽光発電所事業のプロジェクトファイナンスローン契約を締結

熊本県内最大規模の太陽光発電事業の資金を調達

株式会社大林クリーンエナジー(本社:東京都港区、社長:入矢桂史郎 株式会社大林組100%子会社)は、熊本県芦北町での大規模太陽光発電事業のために設立した特別目的会社(SPC)を通じて、本事業の発電所建設に必要な資金に関するプロジェクトファイナンス契約を、三菱東京UFJ銀行ほかの金融機関と2013年5月30日に締結しました。

 

本事業は、熊本県内最大規模の太陽光発電事業であり、芦北町の所有地約32.9ヘクタールを借地し、発電規模で約21.5MWの発電所を建設するものです。当施設の発電量は2,292万kWh(一般家庭約6,370戸分の年間使用量に相当)となる見通しです。「再生可能エネルギー特別措置法」(※1)に基づく電力受給契約により、2014年4月から20年間にわたって全量を九州電力株式会社に売電いたします。

 

今回のプロジェクトファイナンスでは、初期事業費の大半を占める約63億円を、主幹事である三菱東京UFJ銀行ほか、西日本シティ銀行、日本生命保険、百五銀行、佐賀銀行、肥後銀行、熊本中央信用金庫から調達いたします。

 

大林組では、これまで他社に先駆けて取り組んできたPFI事業においてプロジェクトファイナンスを積極的に導入し、資金調達ノウハウを蓄積してきましたが、このたび初めて再生可能エネルギー事業にもプロジェクトファイナンスを導入します。

プレスリリース(大林組)