太陽光発電の売電で生徒支援 香川、同窓会が中高に設置

香川県同窓会

丸亀市大手前中学・高校の屋上に、同窓会がソーラー発電装置を設置した。電力会社に売電し、中学生の奨学金や同窓会の運営費を捻出する予定という。

ソーラーパネルは、図書館棟と管理棟の屋上に合計308枚設置した。総工費は約1800万円。丸亀、坂出両市などでソーラー事業を展開している同窓会長の秋山憲夫さん(66)が施工した。

同窓会では、電力会社への売電で年間約250万円の収入を見込む。施工費の返済や会の運営費に充て、現在3人の中学生に支給している「倉田学園遺児育英基金」にも寄付する。