トマト銀行(岡山県岡山市)は、取引先のメガソーラー(大規模太陽光発電所)事業参入を、売電収入と発電設備などを担保としたABL(アセット・ベースド・レンディング)方式の取り組みにより支援したと発表した。
今回、同社は、ニーズ(岡山県玉野市)が行うメガソーラー事業の設備資金などのファイナンスをABL方式(集合動産譲渡担保・売電債権譲渡担保)により取り組んだ。安定的な売電収入(売電債権)を担保とするABLの取り組みにより、ニーズの長期資金調達とメガソーラー事業への参入を支援した。メガソーラー事業へのABL方式によるファイナンスは同社では初めての取り組みとなる。
ABL(動産・売掛金担保融資:(アセット・ベースド・レンディング)とは、企業が保有する不動産以外の「在庫」や「売掛金」などを担保とする融資手法。今回は売電債権と発電設備などを担保としたスキームとなっている。