新電力(PPS)業務の支援を手がけるエナリス(東京都足立区)は、12日、非食用パーム油を原料とするバイオ燃料を使用した、国内最大規模のバイオディーゼル発電所を新設すると発表した。稼働開始日は平成26年12月中を予定している。
同社は、バイオ燃料という環境に配慮した燃料を使用したクリーンな発電を行うことで、需要家のニーズに応じた電力購入の選択肢を提供する。自社開発の電源を確保することによって、同社が推し進める電力代理購入サービスや、幹事となるPPSが複数のPPSを取りまとめるバランシンググループ(代表契約者制度)への電力の安定供給に寄与する。
同社はバイオ燃料による発電事業のさらなる推進を計画しており、現時点では平成27年12月期までに出力計161MW(総投資額200億円)の投資を計画している。