国内最大の太陽光・風力のハイブリッド発電所

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愛知県田原市は、県南端に位置し、北は三河湾、南は太平洋、西は伊勢湾と三方を海に囲まれた渥美半島のほぼ全体を市域としている。お互いの凧糸を切りあう「けんか凧」でも知られるほど、日本有数の風の強い地域でもある。

 

半島の付け根、三河湾に面する臨海部では、トヨタ自動車が田原工場内に風力発電設備を設置したのを皮切りに、複数の事業者が大型風車を設置して、出力20MWを超える風力発電事業を営むなど、湾岸部としては国内最大級のウィンドファームを形成している。

 

2014年10月1日、この風力発電のメッカに新たな風車に加え、メガソーラー(大規模太陽光発電所)が稼働した。三井化学など7社が建設した太陽光と風力発電所のハイブリッド発電所「たはら・ソーラーウインド発電所」だ
日経テクノロジー