夏の終わりから秋にかけては台風シーズンです。今年も大型の台風が接近中です。災害に備えるために、蓄電池を設置しているご家庭は今一度設定を見直すことをお勧めします。最近の蓄電池システムは、全負荷対応でグリーンモード(蓄電池に溜めた電気を優先的に使用するモード)になっていることが多いですが、台風が来ると天候が悪化し、太陽光発電からの充電が十分でない場合があります。そのため、せっかく蓄えた電力を日常で使ってしまうと、停電などの非常時にバックアップ電源が不足するリスクがあります。今のうちに時間を決めて系統から充電を行うか、蓄電池の放電を制御して、非常時の電源を確保しておきましょう。幸い、台風が来る前なら太陽光発電から十分な電力を得ることができるので、早めの準備が肝心です。各メーカーの蓄電池設定方法は異なるため、お手元のマニュアルやサポートに問い合わせて、適切な設定ができているか確認しましょう。台風に備えて、家族と共に安心できる環境を整えておきましょう。